mission 3 夏休み干潟交流「きらら浜自然観察公園」

日時:8月23日(水)08:00~19:00
訪問場所:きらら浜自然観察公園、他(山口県山口市阿知須509-53)
参加者/ガタレンジャー10(高校生1、中学生3、小学生6)名、他小学生1名、保護者4、スタッフ2 計17名
きらら浜自然観測公園 WEB

・8時に西鉄貝塚駅集合、小型バスできらら浜自然観察公園へ
往路では、干潟と日本の3大都市との関係について解説。
その他、自己紹介、干潟しりとりゲームなどで賑やかに目的地まで

・きらら浜自然観察公園に到着
渡辺徹レンジャーによる施設や渡り鳥、生きものの説明の後、カニや貝類、野鳥の剥製など施設内展示の見学、望遠鏡による野鳥観察などを楽しみました。  
環境教育ための充実した展示、解説に触れられたことは、子どもたちにとって、とても有意義な経験になりました。

・オリジナル工作教室
石や小さな貝殻、木片を使って、主に魚類など生きものを制作。
個性あふれる素敵な作品ができました。

・施設内で昼食
昼食後、自由にトンボ池や淡水池、干潟などの観察

・きらら浜から、椹野川河口の干潟へ移動
全員、長靴をはいて干潟へ。
目的はカブトガニの幼生探しです。
少しぬかるんだ干潟は子どもたちにとって初めてでした。
足を取られつつも不思議な感触を楽しんでいました。
渡辺レンジャーからカブトガニの這った跡をたどる見つけ方や、しっぽ(尾剣)を使って他の生きものから身を守ることなどの説明を受けました。

カブトガニの幼生は思ったよりたくさん見つけることが出来ました。
その後、アナジャコ捕りをしている地元の方に、捕獲したアナジャコを見せていただいたり、筆を使ったアナジャコ採りを直接説明していただきながら見学することもできました。
これらは福岡の和白干潟では経験できないとても貴重な学習になりました。

・午後3時に干潟を離れて、福岡市へと向かいました。
帰路では、きらら浜や干潟の感想や、和白干潟と違った点などの発表をしました。

■ガタレンジャーの3回目の感想
・野性のカブトガニを初めて見た。ダイナミックでインパクトがあって迫力がありました。
展示されているのと違ってカブトガニの尾剣を使った威嚇も見られて良かった。アナジャコも見ることができた。和白と違って、種類が少ない気がした。
・カブトガニがたくさんいた。小さいのばかりだったので、次は大きなカブトガニを捕まえたい。和白よりウミニナが大きかった。
・初めて見たカブトガニは新鮮でした。筆を使ってアナジャコを採る様子を初めて見た。
和白と比べてカニの種類が少ない気がした。
・きらら浜自然観察公園の「中の島」でたくさんトビハゼが見られた。干潟の潮だまりに小さなハゼ類がたくさんいた。筆によるアナジャコ漁は衝撃的だった。 和白と比べて、干潟の穴の数が圧倒的に多かった。
・カブトガニを捕まえることができて良かった。 和白と比べて生きものが少ないと感じた。
・初めて干潟でカブトガニを見た。いい想い出になりました。 泥に足を取られて長靴を片一方なくしてしまった。
・カブトガニは思ったより硬かった。
・カブトガニの血液は青い。カブトガニの血液成分は、人間の血液内の異物に反応し、白く固めてしまう働きがある。人間の役に立っている。そんなカブトガニがたくさんいてスゴイと思った。和白と比べてカニが小さい気がした。
・カブトガニは福間などで見たことがあるが、こんなに沢山見たことはなかった。
・ホヤがいなかった。アナジャコ捕りを実際にしてみたい。和白と比べて、マメコブシガニの色がオレンジっぽく感じた
・カブトガニがたくさんいてよかった。しっぽで刺された。 干潟の石にカキが着いていなかった。もっと他の干潟を見てみたいと思った。

■観察した生き物(35種類)  
野鳥/カルガモ、ホシハジロ、ダイサギ、アオサギ、キアシシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、ダイゼン、カワウ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツバメ、セッカ、アマサギ、ミサゴ、バン。
トンボ/マイコアカネ、コフキトンボ、チョウトンボ、イトトンボ、ギンヤンマ
干潟/カブトガニ、アナジャコ、オサガニ、ケフサイソガニ、マメコブシガニ、スガイ、イボニシ、ウミニナ、イボウミニナ、ヒザラガイ、フナムシ、小さなハゼ類、アマモ、コアマモ

きらら浜自然観察公園近くの干潟 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
きらら浜自然観察公園 ビジターセンター。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA